捜査の主軸となっているのが、施設管理者による安全配慮義務の不履行だ。現場のサーキット場では、安全講習やシートベルトの着脱指導が形骸化していなかったかが厳しく問われている。とりわけ体格の異なる子どもが搭乗する際、ペダルに足が十分に届くようアジャスターが正しく調整されていたのかは重大な検証ポイントだ。
警察はすでに現場検証を実施し、業務上過失致傷の容疑も視野に入れて関係者からの事情聴取を進めている。コース上に設置された衝撃吸収材の劣化や、監視スタッフの配置人数が適切だったのかを含め、立件に向けた裏付け捜査が急ピッチで進められている。