ディズニーキャラクター人気の歴史を振り返ると、長年にわたってミッキーマウスが不動の歴代1位という位置づけを保ってきた。1928年の「蒸気船ウィリー」デビュー以来、約100年にわたりディズニーのシンボルとして君臨してきたミッキーの「王座」に初めてリアルな動揺が生じたのは、2013年の『アナと雪の女王』公開前後だったと各調査は指摘する。
「Let It Go」旋風によりエルサとアナが社会現象化すると、それまでミッキー中心で構成されていた人気投票の構図は一変した。さらに、ラプンツェルを主人公とした『塔の上のラプンツェル』(2010年)の再評価、スティッチの「かわいいのに毒がある」キャラ属性がZ世代に刺さったことなど、複合的な要因が積み重なり、プリンセス・個性派キャラ・マルチIPキャラの三つ巴競争という現在の状況が作られてきた。
ディズニー公式サイトがキャラクター紹介として掲示しているラインナップを見ると、アナと雪の女王やアラジンといった作品キャラが最上位に配置されており、これ自体がマーケティング戦略上の「人気の現状認識」を反映していると読み解けるだろう。
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