事前の型紙作りは一切不要だ。布に直接チャコペンで裁断線を引くだけで、初心者でも10分あれば縫い上がる黄金寸法と手順を公開する。
裏地なし(1枚仕立て)で作る場合、仕上がり希望サイズに対して上下左右「+2cm」の縫い代を取る。仕上がり「25×35cm」なら、裁断サイズは「29×39cm」だ。端を1cm幅の完全な三つ折りにして端ミシンをかけるだけで、布の軽やかさを生かしたマットが完成する。乾きやすさを最優先したい家庭にはこれが最適解となる。
一方、食器を置いたときの安定感や耐久性を重視するなら裏地ありが圧倒的に強い。こちらは仕上がりサイズに上下左右「+1cm」の縫い代を足す。表布・裏布ともに「27×37cm」で各1枚切り出し、中表(柄同士を内側)に重ねて周囲を縫い合わせる。このとき、5cmほどの返し口を残しておくのがポイントだ。表にひっくり返してアイロンで形を整え、周囲をぐるりと1周ステッチすれば、返し口も同時に塞がり完成する。家庭用ミシンさえあれば、驚くほどスピーディーに仕上がる。