このふたつのチームが対峙する際、グラウンド上のコントラストは実に鮮やかだ。Dバックスはコービン・キャロルを中心とした足と小技、そして圧倒的なスピードで相手バッテリーを揺さぶる。隙があれば果敢に次の塁を狙い、相手の内野陣に圧力をかけ続けるスタイルだ。
対するロッキーズは、本拠地の特性を最大限に活かしたパワフルな打撃陣が武器だ。中軸を担う若き大砲たちがひとたび快音を残せば、一発で試合の展開をひっくり返す破壊力を秘めている。俊足で押し込む「走」のDバックスと、長打で一網打尽を狙う「打」のロッキーズ。対極にあるスタイル同士の激突が、試合のテンポを独特なものにしている。