鈴本演芸場の最大の魅力は、一般社団法人落語協会の精鋭たちが日替わり・十日替わりで高座に上がる点にあります。寄席のプログラムは「上席(かみせき:1日〜10日)」「中席(なかせき:11日〜20日)」「下席(しもせき:21日〜月末)」の10日単位で興行が一新され、それぞれ昼の部と夜の部で異なる出演陣が顔を揃えます。
番組の最後を飾る「トリ(主任)」を務めるのは、厳しい修業を経て名声を確立した真打たちです。トリの噺家が披露する大ネタはもちろん、そこに至るまでの若手による前座噺、中堅の実力派、さらには漫才、奇術(マジック)、紙切り、俗曲といった「色物(いろもの)」と呼ばれるバラエティ豊かな演目が息つく間もなく展開されます。
アクセスの良さも鈴本演芸場が選ばれる大きな要因です。JR上野駅の不忍口から中央通りを御徒町方面へ歩いて約5〜7分、東京メトロ銀座線「上野広小路駅」A3出口からは徒歩1分という好立地に位置しています。周辺には上野恩賜公園や不忍池、老舗飲食店が軒を連ねており、観光や買い物のルートに組み込みやすい点が際立ちます。