宮沢氷魚の国際的な感性を語る上で外せないのが、母であるタレント・ラジオパーソナリティの光岡ディオンの存在だ。インターナショナルスクール出身の母とアメリカ留学経験を持つ父親のもと、家庭内では英語と日本語が自然に飛び交う環境で育った。彼の語学力とグローバルな視野は、この家庭環境によって育まれたものだ。
幼少期、父のライブツアーに同行した記憶は今も彼の胸に深く刻まれている。ステージ上で何万もの観客を魅了する父の背中を見て育った少年は、表現者としての基準を極めて高いレベルに設定していた。家庭内では飾らない気さくな父親でありつつも、仕事に対して一切の妥協を許さないプロフェッショナリズムを背中で語っていたという。