Q1:イソジンで毎日うがいをするのは本当に危険ですか?
A1:健康な状態で毎日常用することは推奨されません。強力な殺菌力によって喉の粘膜を保護している「口腔内常在菌」が死滅し、粘膜組織自体も刺激を受けて傷つくため、かえって病原菌に感染しやすい状態を作ってしまいます。日常の予防は水道水によるうがいで十分です。
Q2:喉が痛いときにイソジンを使ったら悪化した気がします。なぜですか?
A2:喉が痛む原因の多くはウイルスによる粘膜の炎症です。すでに炎症を起こして過敏になっている粘膜にポビドンヨードの強い刺激が加わると、化学的なダメージが上乗せされ、ヒリヒリ感や痛みが悪化することがあります。喉の炎症時にはイソジンではなく、抗炎症作用を持つ「アズレン系うがい薬」やトローチの使用が適しています。
Q3:風邪予防には市販のうがい薬と水道水、どちらが効果的ですか?
A3:日常の感染予防においては「水道水でのうがい」が最も効果的かつ安全です。京都大学の研究でも、水うがい群は風邪の発症率を約40%抑制したのに対し、ポビドンヨード群は明らかな発症抑制効果が見られませんでした。帰宅時は水道水で「クチュクチュ(口内)」の後に「ガラガラ(喉奥15秒×2回)」を行うのが最適です。