ルカリオ人気の決定打となったのが、長編映画『劇場版ポケットモンスター アドバンスジェネレーション ミュウと波導の勇者 ルカリオ』だ。劇中で見せたアーロンへの忠誠心と悲劇的かつ気高い運命は、当時のアニメーション業界に計り知れない衝撃を与え、単なるモンスターを超えた独立した劇中人物としての地位を確立した。
シリアスで感動的なドラマを演じ切った過去があるからこそ、ファンが描く「日常の可愛い姿」に強い感情移入が生まれる。重い運命を背負った波導の勇者が、もし現代の平和な日常でお菓子を食べていたら――そんなIFの物語を想起させるファンアートは、作品への愛をより深いものへと変えている。