伊原剛志の知名度を一気にお茶の間へ浸透させたのが、1996年放送のNHK連続テレビ小説『ふたりっ子』です。ヒロインに想いを寄せる「通天閣の銀次」こと黒田仁史役を熱演し、不器用ながら情に厚い男の生き様を見事に体現。劇中で見せた男気と切ない表情は社会現象となり、国民的人気俳優の地位を不動のものにしました。
さらに2006年、クリント・イーストウッド監督のハリウッド映画『硫黄島からの手紙』で、ロサンゼルス五輪馬術金メダリストのバロン西(西竹一男爵)役に抜擢。流暢な英語力と高潔な軍人像を気品高く演じ切り、全米をはじめ世界中の批評家から絶賛を浴びました。国内の人気スターにとどまらず、グローバルな舞台でも通用する国際派俳優としての実力を証明した瞬間でした。