放送から長い年月を経た現在、主要メンバーの多くは日本の芸能界の枠組みすら飛び越え、独自の境地を切り拓いている。単なる「懐かしの同窓会」で終わらないのが、この作品に集った表現者たちの凄みだ。
肩書きや既存の芸能ビジネスの常識に縛られることなく、自らの表現衝動に殉じるように道を選んだ者。あるいは、日本映画界の屋台骨として重厚なキャリアを積み上げ、国際的な映画祭で高い評価を得る役者へと成熟した者。それぞれの歩みは、2000年代初頭の混沌とした池袋のストリートでぶつかり合っていた若者たちの生き様そのものと美しく重なり合っている。