なつめさんちの歩みを振り返る上で避けて通れないのが、過去に数度行われた活動休止の背景です。ネット上では「不仲による離婚危機ではないか」「クリエイター同士の確執が起きたのか」といった憶測が飛び交いましたが、実際の要因は大きく分けて2点に集約されます。
第1の要因は、専業YouTuberとなって以降に直面した過労とメンタルのバーンアウト(燃え尽き症候群)です。自著のコミックエッセイや特番動画の中でも告白されている通り、当時は「面白い企画を出さなければ視聴者が離れてしまう」「毎日机に向かわなければならない」という強迫観念に苛まれていました。特に夫のげん、妻のさや双方が体調を崩す事態に陥ったことで、クリエイターとしての生命線を守るために動画投稿を完全停止する決断を下した経緯があります。
第2の決定的な要因が、妊娠・出産に伴う生活構造の変革です。母体の安全を第一に考慮し、安定期に入るまでの活動制限や出産直後の育休期間を設定したことは、家族を大切にする彼らにとって極めて論理的かつ自然な選択でした。復帰に際して公開された報告動画では、育児の過酷さと愛おしさをユーモアを交えて報告しており、ファンコミュニティからは数十万件規模の祝福と共感の声が寄せられました。