現地での生の声や利用者の行動パターンを取材すると、伊奈波神社周辺の滞在価値が単なる参拝にとどまらないことが浮き彫りになります。周辺には古い町家を改装したカフェや和菓子処、岐阜の伝統工芸を体験できるギャラリーが点在しています。
岐阜市在住の30代男性や名古屋から訪れた40代女性グループへのヒアリングでは、次のようなリアルな体験談が寄せられました。
「午前10時に名鉄岐阜に集合し、バスで伊奈波神社へ。参道の澄んだ空気と力強い石段を登った後の本殿からの見晴らしは格別でした。参拝後は門前の甘味処で名物の水まんじゅうをいただき、そのまま柳ケ瀬を抜けて16時過ぎに玉宮通りへ。オープン直後の大衆酒場に飛び込み、早めの時間から岐阜の地酒と鮎の塩焼きを味わう時間は最高の休日コースです」(40代・愛知県からの来訪者)
伊奈波神社から北東へ足を延ばせば、風情ある格子戸が連なる「川原町(かわらまち)」の古い町並みや岐阜城ロープウェー山麓駅にも接続できます。伊奈波神社周辺の散策ルートを組み立てる際は、「金華山・川原町・伊奈波の歴史ゾーン」と「柳ケ瀬・玉宮のタウンゾーン」をひと続きのストーリーとして楽しむ構成が、最も満足度を高めるポイントです。