三木山陽病院を運営する医療法人社団健心会は、急病の初期治療から慢性期の維持療法、在宅復帰支援までを一貫して引き受ける医療ネットワークを構築しています。病院単体としての主要な医療機能は、大きく次の4つの柱に集約されます。
第1の柱である整形外科は、同院の代名詞とも言える中核部門です。高齢者の転倒による大腿骨骨折や脊椎圧迫骨折、変形性膝関節症といった変性疾患を中心に、早期手術と早期離床を徹底しています。術後すぐシームレスに介入するリハビリテーション科には多数の理学療法士(PT)・作業療法士(OT)が在籍し、院内の充実した訓練設備を活用しながら日常生活動作(ADL)の改善に直結する集中リハビリを提供しています。
第2の柱が、専門的な治療体制を整えた人工透析センターです。血液透析を必要とする慢性腎不全患者に対して、安全管理が徹底された透析ベッドを多数稼働させています。通院が困難な患者や高齢者に向けては、自宅近くや主要ポイントまで出向く無料送迎バスを平日・土曜に定期運行しており、継続的な通院治療を支える生命線として地域から厚い信頼を寄せられています。
第3の柱は、地域医療の後方支援を支える救急受診の受け入れです。北播磨地域における救急告示病院として、急な体調不良や骨折などの外傷に対して当直医・看護師が連携し、24時間365日の受け入れ体制を堅持しています。高度救命救急センターを有する基幹病院との明確な機能分担のもと、「身近ですぐに頼れる救急窓口」としての役割を全うしています。