韓国本国の地上波・ケーブル局でのテレビ放送と、Netflixによるグローバル同時配信のハイブリッドモデルが完全に確立したのも2021年の大きな特徴です。本国でのテレビ視聴率実績と、世界規模でのストリーミング視聴傾向を照らし合わせると、非常に興味深いデータが浮かび上がります。
韓国ケーブル局tvNで放送された『ヴィンチェンツォ』は最終回で最高視聴率14.6%を記録し、同局の歴代視聴率ランキング上位に名を連ねました。同様に『賢い医師生活 シーズン2』も最高視聴率14.1%、『海街チャチャチャ』は12.7%を叩き出し、週末の視聴者の心を掴みました。
特筆すべきは、韓国国内の高視聴率作品が、タイムラグなしでそのまま世界のNetflix週間グローバルトップ10(非英語シリーズ)を席巻した点です。テレビ放送に合わせた「週2話配信」形式がSNS上でのリアルタイムな考察合戦を加速させ、視聴者の熱量を毎週高める相乗効果を生み出しました。