タブレットやスマホが教科書代わりになった現代の子どもたちにとって、紙の本はむしろ「新しい体験」なのかもしれない。ページをめくる音、インクの匂い、そしてずっしりとした重み。それらすべてが新鮮な刺激として彼らの脳に届く。
ここでは、本の分類方法も独特だ。一般的な図書館のような「十進分類法」は採用されていない。「自然とあそぼう」「将来について考える」といった、子どもの視点に寄り添った12のテーマで本が並べられている。だからこそ、普段なら手に取らないような未知のジャンルとの、偶然の出会いが生まれるのだ。