歯科相談窓口や患者アンケートの生の声を集約すると、ブリッジ治療後に後悔を抱くケースには明確なパターンが存在します。
前歯の治療において「とりあえず保険で」と硬質レジン前装冠を選んだ患者からは、以下のような切実な声が多く寄せられています。
「装着から3年ほどで前歯が黄色っぽく変色し、口を開けて笑うのが恥ずかしくなった。結局、自費のオールセラミックで作り直すことになり、最初から自費にしておけば二度削らずに済んだ」(30代女性・会社員)
「奥歯を保険の銀歯ブリッジにしたら、歯茎との境目に汚れが溜まりやすく、4年後にフロスが引っかかるようになった。外してみたら土台の歯が中で真っ黒に虫歯になっており、抜歯を宣告された」(40代男性・自営業)
保険適用の金属やレジンは、素材の性質上、微細な傷がつきやすくプラーク(歯垢)が付着しやすい特徴があります。また、歯肉が経年変化で退縮すると金属の縁が露出して歯茎が黒く見える「ブラックマージン」が生じることもあります。初期費用を抑えた結果、数年での再治療や見た目のコンプレックスによる精神的ストレスを抱える例は後を絶ちません。