韓国語で「乗り物に乗る」を表す最も代表的な動詞が타だ(タダ)です。辞書形は至ってシンプルですが、学習を始めたばかりの日本人が真っ先に直面する壁が韓国語乗るの助詞の使い方にあります。
日本語では「電車“に”乗る」「タクシー“に”乗る」と場所や対象を示す助詞「に」を用いますが、韓国語の論理では乗り物を「直接操作・消費する対象」として捉えるため、必ず「〜を」に該当する助詞을/를(ウル/ルル)を組み合わせます。パッチムのない単語には「를」、パッチムのある単語には「을」を接続するのが鉄則です。
ここを間違えて「지하철에 타요(地下鉄に乗ります)」と言ってしまうと、文法的には通じるものの、現地ネイティブからは「日本語の直訳だな」と一瞬で気付かれてしまいます。自然な会話を目指すなら、韓国語타だの活用と意味をセットで身体に染み込ませておく必要があります。
日常会話で頻出する現在形は、ヘヨ体で타요(タヨ)、よりフォーマルなハムニダ体では탑니다(タムニダ)となります。ここで注意したいのが韓国語타だの過去形と発音です。過去形は「乗った」という意味の탔어요(タッソヨ)ですが、下部の二重パッチム「ㅆ」の直後に母音「어」が来るため、連音化が起きて発音記号上は[타ッソヨ]という鋭い詰まる音になります。聞き取りでも「타요」と混同しやすいため、耳を慣らしておくことが大切です。