現在話題を集めている特別展「恐竜博2026」では、これまで一般に公開されることのなかった貴重な未公開化石が初めてベールを脱いだ。巨大恐竜の全身骨格がホール中央にそびえ立ち、その圧倒的なスケールと鋭い歯のディテールは、訪れる人々を数億年前の世界へと引きずり込む。今回初公開された化石は、骨の微細な表面構造まで保存されており、恐竜の生態や肉づきに関するこれまでの常識を覆すほどのインパクトを放っている。
会場内では、ただ化石を眺めるだけでなく、触覚や音響を駆使した体感型展示が充実している。漆黒の空間に浮かび上がる巨大骨格のシャドウアートや、歩行時の地響きを再現した重低音システムなど、五感で感じる展示演出が秀逸だ。知られざる見どころとして、展示室の隅に配置されたCTスキャン画像データがある。これは化石の内部構造を立体的に可視化したもので、研究者と同じ視点で化石を観察できる貴重な体験となっている。