通信制高校を検討する家庭が最も混乱しやすいのが、「通信制高校」と「サポート校」の違いです。この仕組みを正しく理解していないと、高額な学費トラブルに巻き込まれる恐れがあります。
通信制高校は、学校教育法第1条に定められた正規の「高等学校」であり、卒業すれば「高卒資格」を取得できます。一方、サポート校は、通信制高校に通う生徒が3年間で確実に卒業できるよう、学習指導やメンタルケアを提供する民間の教育施設(学習塾や予備校に近い位置づけ)です。
サポート校単体では高校卒業資格は得られないため、必ず通信制高校とセットで「ダブルスクール」の形態をとります。その結果、通信制高校の学費に加えてサポート校の授業料(年間40万〜80万円程度)が加算され、私立全日制高校よりもトータル費用が高額になるケースが多発しています。手厚い指導を求めるあまり、家計への過度な負担にならないか慎重な資金計画が求められます。