彼女の名前を一躍全国区へと押し上げたのが、NHKの番組制作における大きな役割だった。特に、劇中で高度な筆致が求められたNHK大河ドラマ『八重の桜』において、出演陣への書道指導や吹き替え用の小道具制作を一手にあたった実績は大きい。時代背景を忠実に再現した力強くも繊細な書風は、制作現場のスタッフや視聴者から絶賛を浴びた。
この仕事を通じて、芸能界における彼女の評価は確固たるものとなる。単に「上手な字を書く」だけでなく、演者の立ち振る舞いや時代考証にまで配慮した実戦的な指導スタイルが、多くのプロフェッショナルを感銘させた。NHKでの活躍をきっかけに各種メディアでの出演依頼が殺到し、彼女は一躍お茶の間の人気者となった。