SNS上では称賛の嵐が吹き荒れる一方で、現地に足を運んだファンや配信視聴者の間では、巨大フェスならではのシビアな現実や課題についても赤裸々な声が寄せられています。BMSGフェス感想レポとネットの反応を検証すると、光と影の双方が克明に浮かび上がってきます。
現地参加組から最も多く指摘されたのは、お台場特設会場という立地特有のインフラ問題でした。会場内に掲示されたBMSGフェス2026座席表と会場日程をもとに動いたものの、フラットな敷地に仮設されたスタンディングブロックでは、「後方エリアからステージ上のメンバーがほとんど視認できなかった」「大型ビジョン頼みだった」という声が散見されました。さらに、開演前のグッズ列は最長で3時間を超え、女性トイレの待機列がお台場の海風が吹き抜ける中で長蛇を極めた点など、ホスピタリティ面での課題を残しました。
一方、絶賛を集めたのが配信クオリティです。名古屋在住の30代女性ファンは次のように証言しています。
「THE FIRSTからリアルタイムで追ってきましたが、MISSION×2のメンバーが一人前のアーティストとして堂々とSTARGLOWを迎え入れる姿を見て涙が止まりませんでした。Amazon Prime VideoのPPVで視聴しましたが、カメラワークが秀逸で、現地にいた友人よりもメンバーの目線の揺らぎや息遣いがはっきりと伝わってきたほどです。アーカイブ配信を毎日見返しては感動を反芻しています」
過酷な現地環境を耐え抜いた末の一体感と、高画質な配信で細部の表現美を堪能した在宅組。楽しみ方のレイヤーが明確に分かれたことも、2026年フェスの大きな特徴でした。