高校1年生の秋、菊池に大きな転機が訪れる。Sexy Zoneとしてのメジャーデビューだ。華々しいスポットライトを浴びる裏で、彼の日常は過酷を極めた。
早朝から深夜まで続く仕事、そして翌朝には容赦なく始まる難解な授業。慶應志木高は、出席日数や成績に対して極めて厳格な学校である。芸能人だからといって、特別な配慮は一切ない。試験で赤点を取れば容赦なく留年が待っている環境で、彼は常に崖っぷちの戦いを強いられていた。
仕事の移動中や楽屋裏、わずかな隙間時間を見つけては教科書を開く日々。睡眠時間を削りながらも、彼は授業にしがみついた。その姿は、周囲の同級生たちにも強い刺激を与えたという。