電通四季劇場[海]は総座席数約1,216席の中規模劇場であり、どの座席からでも比較的舞台が近く感じられる設計が施されています。しかし、舞台上の高さを使った演出が多い作品においては、電通四季劇場海の座席の見え方の特徴を事前に把握しておくことが後悔しない席選びの鍵です。
まず電通四季劇場海の1階席の見やすさを比較すると、前方程臨場感は高まるものの、傾斜が緩やかな最前列〜5列目付近は前の観客の座高によって舞台奥の足元が見えにくくなる場合があります。舞台全体の演出、オーケストラピットからの音響バランス、俳優の細やかな表情のすべてをバランス良く堪能できる「黄金エリア」は、1階センターブロックの6列目から12列目です。
一方で、1階席後方(15列目以降)は2階席のオーバーハング(張り出し)の真下に位置します。通常の舞台進行には支障ありませんが、魔法の絨毯が上空高く浮遊するシーンでは、2階席の床面が視界上部に重なり、天井方向の広がりがやや遮られる感覚を覚える観客も存在します。
これに対し、電通四季劇場海の2階席でおすすめなのが2〜4列目のセンターブロックです。最前列(1列目)は安全面を考慮した安全バー・手すりが視界の下部に重なるケースがありますが、2列目以降はしっかりとした段差が確保されており、前の人の頭を気にせず舞台全体を見下ろせます。群舞のアラビアンナイトや『Friend Like Me』での一糸乱れぬフォーメーションの美しさは、2階席ならではの絶景です。