ネット上の攻略情報でいまだに多くの初級者を惑わせている最大の誤解が、「ガシャを引く直前にセーブして、気に入らなければリセットすればいい」という従来型リセマラの存在です。
結論から申し上げますと、『妖怪ウォッチ2』においてガシャ直前のリセマラは一切成立しません。
開発元であるレベルファイブは、本作の妖怪ガシャにおいて極めて厳密な「固定テーブル乱数生成システム」を採用しています。これは、プレイヤーが「はじめから」を選んで新しい冒険の書を作成した瞬間、もしくは前日のリセット更新が行われた時点で、そのセーブデータが今後排出するガシャの中身の順番(テーブル)が内部で不可逆的に決定される構造です。
そのため、ガシャの前でセーブを行い、5つ星コインを入れて「超けいけんちだま」が出たからといってゲームをリセットしてやり直しても、何十回、何百回やり直そうと全く同じ「超けいけんちだま」しか出ません。乱数の種(シード値)がガシャを回す行動そのものによってしか前進しない設計になっているためです。
この仕様を知らずに「出るまで電源を落とし続ける」という不毛な作業に何時間も費やしてしまうプレイヤーが後を絶ちません。この内部テーブルの順番を進める唯一の手段は、「気に入らない結果であっても一度セーブし、コインを消費して出目を1つ先に進める」ことだけです。
どうしても最初から特定のSランク妖怪を確定で引き当てて冒険を始めたい場合の唯一の「正攻法リセマラ」は、ゲーム冒頭からオープニングを通過し、第2章で銀行とガシャが解放される約40分〜50分の工程をまるごと最初からやり直す(データを削除して再作成する)ことのみです。この仕様の冷徹さを把握しておくことが、無駄な時間を防ぐ最大の防壁となります。