年末の業務スーパーの現場では、毎年激しい争奪戦と混雑が発生します。SNSや購入者のクチコミ、現場取材から浮き彫りになる業務スーパーの年末混雑状況は、一般的なスーパーのそれを遥かに上回るレベルに達します。
特に駐車場が20〜30台規模の郊外型独立店舗では、12月29日〜31日の10時〜15時にかけて周辺道路まで右折待ちの渋滞が伸びる光景が恒例となっています。店内ではカート同士のすれ違いが困難になり、冷凍ショーケースの前には二重の人だかりができるほどです。
現場利用者からのリアルな証言を拾うと、混雑の実態がより鮮明に見えてきます。
「30日の14時に行ったら、レジ列が店の一番奥の冷凍肉コーナーまで伸びていて、並び始めてから会計まで30分以上かかった」(30代主婦・神奈川県)
「年末用の冷凍エビフライとカニを目当てに大晦日の開店直後に行ったら、すでに目玉の冷凍ガニのケースは空っぽ。前日の29日にはまとめ買いで消えていたらしい」(40代男性・大阪府)
こうした現場の混乱を避けるための穴場時間帯は、明確に2つ存在します。1つ目は「開店直後の最初の30分間」。開店直後は日配品の陳列作業が続いているものの、駐車場の出入りが極めてスムーズで、レジ待ちのストレスがほとんどありません。2つ目は「17時以降の日没時間帯(28日〜30日限定)」です。ファミリー層の買い出しピークが引き、ゆっくりと店内を見回ることができます。ただし、大晦日当日の夕方は時短閉店と品切れが重なるため避けるのが鉄則です。