Q1:今年の最高気温と過去の「歴代最高記録41.1度」はどう違いますか?
A1:かつて2018年熊谷や2020年浜松で記録された41.1℃は、突発的かつ極めて珍しい現象として受け止められていました。しかし近年は2025年伊勢崎の41.8℃をはじめ、今年2026年も41.2℃が観測されるなど、「41℃台への到達」が特定の地域で再現性を持って発生する段階に入っています。記録の希少性から常態化への移行が決定的な違いです。
Q2:なぜ群馬県や埼玉県などの内陸部ばかりが40度超えになりやすいのですか?
A2:海風が届かない内陸平野であるため日射による加熱が逃げにくいことに加え、都心部で発生した莫大な人工排熱(ヒートアイランド現象)が南風に乗って内陸へと送り込まれるためです。これに中部山岳からの吹き下ろしによるフェーン現象が重なることで、熱が狭いエリアに滞留する「熱だまり」が形成されます。
Q3:熱中症特別警戒アラートが発表された際、一般家庭は何をすべきですか?
A3:原則として不要不急の外出を控え、エアコンが適切に稼働する涼しい室内で過ごすことが強く推奨されます。自室にエアコンがない場合は、自治体が指定する「クーリングシェルター(指定暑熱避難施設)」や近隣の公共施設、商業施設への移動を躊躇なく実行してください。