今年度の開催において最も際立つのは、過去最大規模となる会場レイアウトとインタラクティブな演出だ。かつての一方通行な展示・販売スタイルは一新され、来場者が自ら五感を研ぎ澄まして巡る「体験型サーキット」へと進化を遂げた。
会場に足を踏み入れると、まず目に飛び込んでくるのはライブ感あふれるデモンストレーションブースの数々。熟練の茶師がその場で茶葉をブレンドするパフォーマンスや、パティシエが目の前で極上スイーツを仕上げるライブキッチンには絶え間なく人垣ができている。熱狂の熱は、単なる一時のイベントではなく都市の新たな文化風物詩としての存在感を力強く物語っている。