Q1:松林図屏風は東京国立博物館でいつでも常設展示されていますか?
A1:常設展示はされていません。紙や墨の劣化を防ぐため、展示期間は厳しく制限されています。基本的には毎年正月の「博物館に初もうで」期間(1月初旬〜中旬頃)を中心に限定公開されます。
Q2:『松林図屏風』に描かれている松のモデルはどこですか?
A2:明確な記録はありませんが、等伯の故郷である能登(石川県七尾市周辺)の海岸に広がる松林、あるいは京都の三保の松原や寺院の庭園など、複数の原風景が等伯の心の中で心象風景として再構築されたと考えられています。
Q3:智積院の『楓図』と『松林図屏風』はどちらが先に描かれましたか?
A3:金碧障壁画である智積院の『楓図壁貼付』が1592年頃(息子の久蔵が生きていた時期)に描かれ、その後の1593年に久蔵が亡くなった後、失意の中で『松林図屏風』が描かれたというのが通説となっています。
Q4:松林図屏風の中に人物や動物は描かれていますか?
A4:人物や動物、人工物は一切描かれていません。霧、松、雪山という自然の要素のみで構成されており、徹底的な静寂と孤独が表現されています。