当駅を語る上で避けて通れないのが、敷地内のトレーラーハウスで営業する「ビンゴバーガー(BINGO Burger)」の存在だ。注文を受けてから鉄板で一気に焼き上げる100%和牛ブレンドのパティは、厚みとジューシーさが桁違いであり、バンズからはみ出る巨大なボリュームは一般的なファストフードの常識を覆す。
営業時間は基本的に午前11時からだが、週末や大型連休にはオープン30分前の10時30分頃からすでに注文を待つ列が伸び始める。現地観測データによると、土日祝日の12時から13時30分頃のピーク時には待ち時間が40分から60分に達することも珍しくない。さらに注意すべきは「売り切れによる早期閉店」のリスクだ。仕込み分が無くなり次第終了となるため、天候が良い休日は15時前後に完売告知が出るケースが頻発している。確実に味わうなら、11時の開店直後、あるいは13時台後半の谷間を狙うのがセオリーだ。
そして、ハンバーガーの重厚感を爽やかにリセットしてくれるのが、鄙の里本館で提供される「低温殺菌牛乳ソフトクリーム」だ。三芳地区は江戸時代に白牛が導入された「日本酪農発祥の里」の歴史を汲み、現在も良質な酪農地帯として知られる。一般的な高温瞬間殺菌とは異なり、65度で30分間じっくり殺菌された三芳村の牛乳は、タンパク質の熱変性が少なく、搾りたてに近い自然な甘みと清々しい後味が特徴である。これを用いたソフトクリームは、口に含んだ瞬間の濃厚なコクがありながら、ベタつく後味が一切残らない。SNSの口コミでも「普段ソフトクリームを食べない層でも最後まで飽きずに食べ切れる」と絶賛されている。