館内巡行のスケジュールを組むにあたり、所要時間の目安を正確に把握しておくことが肝要です。展示フロアは広大すぎず、歩くだけであれば20分程度で一周できますが、実際にトリックアートの写真を撮りながら鑑賞した場合の平均滞在時間は45分から1時間程度となります。熱海城とセットで回る場合は、移動時間や展望台での休憩を含めて合計2時間から2時間半を確保するのが理想的です。
迷宮館の見どころは、肉眼で見たときとカメラのレンズを通したときで劇的に見え方が変わる錯視アートの数々です。展示はいくつかのテーマエリアに分かれており、視覚的な驚きを連続して体験できる構成になっています。
【注目の主要展示エリアと見どころ】
- 海の生き物・猛獣エリア:巨大なサメの口から逃げ惑うシーンや、恐竜に捕食されそうになるスリリングな構図の写真を撮影できる人気コーナー。
- 名画・古典パロディエリア:モナ・リザや叫びなど、世界的な名画の中に自分が入り込み、絵画の登場人物と乾杯したり引っ張られたりするユニークな作品群。
- エイムズの部屋(錯視の部屋):部屋の左右に立つだけで、一方の人が巨大に見え、もう一方が極端に小さく見える古典的な幾何学的錯覚を体感できる空間。
- 江戸・和風トリックエリア:忍者に襲われたり、掛け軸から飛び出す妖怪と対峙したりする、熱海城の雰囲気にマッチした日本情緒あふれる展示。
写真を上手に見せるための撮影技術として、床面に示された「BEST SPOT(撮影位置マーク)」の真上にカメラマンが立つことが不可欠です。少しでも角度がずれると遠近法の歪みが崩れ、立体感が失われてしまいます。さらに、被写体となる人物が「大げさな表情やポーズ(驚く、必死に掴まる、叫ぶなど)」を躊躇なく取ることが、完成度の高いトリック写真を残す最大の秘訣です。