ハリウッド・ウォーク・オブ・フェームは、ロサンゼルス観光の定番スポットであり、地下鉄Bライン(旧レッドライン)の「Hollywood / Highland駅」または「Hollywood / Vine駅」を出てすぐの好立地に位置しています。しかし、映画の中で描かれるきらびやかなイメージのまま足を踏み入れると、思わぬトラブルに巻き込まれる危険性があります。
ロサンゼルス市警(LAPD)の報告や現地旅行者の証言から浮き彫りになる、代表的なトラブル事例と注意点は以下の通りです。
1. 「CD手渡し詐欺」の常套手口
歩道を歩いていると、「私のオリジナル音楽を聴いてほしい」「無料のサンプルだ」と自作CDを無理やり手に握らせてくる路上ラッパーが多数存在します。受け取った瞬間にマジックで勝手に名前を書かれ、「サイン入りだから20ドル払え」と複数人で囲まれて脅し取られる手口が頻発しています。見知らぬ人物から差し出された物は絶対に手を出さず、視線を合わせずに通り過ぎることが鉄則です。
2. 悪質な着ぐるみキャラクターによるチップ強要
スパイダーマンやバットマン、マリオなどのコスチュームを着た路上パフォーマーが無断で近寄ってきてツーショット写真を促し、撮影後に1人あたり10〜20ドルの法外なチップを執拗に要求してくるトラブルが後を絶ちません。公式の公認キャストではないため、トラブルを避けるなら撮影しないのが無難です。
3. 夜間の治安悪化とエリアごとの格差
チャイニーズ・シアター周辺(ハリウッド&ハイランド)は昼夜問わず警備員や警察官が巡回していますが、ヴァイン・ストリート方面や東西の端へ進むにつれて人通りが減り、ホームレスのテント村や薬物依存者が目立つエリアへと変貌します。日没後の単独歩行は避け、観光は明るい日中(午前10時〜午後4時頃)に済ませるスケジュールが推奨されます。