多くのダイエッターが見落としている決定的要因が、「睡眠不足」と「慢性ストレス」によるコルチゾール値の上昇です。
スタンフォード大学をはじめとする睡眠医学の研究機関から報告されているデータによると、睡眠時間が5時間未満の被験者は、7時間以上睡眠をとる被験者に比べて食欲増進ホルモン「グレリン」の分泌量が約15%増加し、満腹シグナルを出す「レプチン」が有意に低下することが立証されています。どれほど強固な意志を持っていても、ホルモンバランスが崩れれば脳は炭水化物と高脂質を強烈に渇望するようにプログラムされています。
また、目標体重に到達した瞬間に元の食生活へ一気に戻してしまう行為が、リバウンドの最大の温床です。減量直後の身体は栄養をスポンジのように吸収しやすい状態にあります。リバウンド防止対策の要諦は、目標達成後の「リバースダイエット」にあります。3ヶ月で5キロ落とした後は、2〜3週間かけて摂取カロリーを1日あたり100kcalずつ段階的に増やし、身体の代謝スピードを通常運転へと安全に戻していく慎重な移行期間が不可欠です。