大手ネット掲示板やSNS、知恵袋の投稿を分析すると、ニキビに悩む10代とその保護者による切実な声が数多く見受けられます。
「洗顔を1日何回もやってたら顔中が真っ赤に腫れ上がり、皮膚科で『洗いすぎで肌が死んでる』と怒られた。薬をもらって洗顔を朝晩2回に変えたら2週間で落ち着いてきた」(高校2年生・男子)
「ネットで『オロナインを厚塗りして絆創膏を貼ると一晩で治る』という裏ワザを見て試したら、翌朝毛穴が完全に詰まって黄色い膿が破裂した。本当に後悔している」(中学3年生・女子)
臨床現場の皮膚科医への取材でも、「SNSでバズった民間療法を鵜呑みにして、赤ニキビから黄色ニキビ(化膿)へ一気に悪化させて駆け込んでくる中高生が後を絶たない」との証言が一貫して聞かれます。ニキビパッチを炎症の強い赤ニキビに密閉貼付して内部で細菌を大繁殖させたり、ピンセットや針で無理やり芯を押し出そうとして真皮層をズタズタに傷つけたりする行為は、将来にわたる深いクレーター跡を残す決定打になります。