退院証明書とは?診断書との違いや発行費用・会社提出の盲点を解説

退院証明書とは?診断書との違いや発行費用・会社提出の盲点を解説

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退院証明書に関して、インターネット上には「再発行は一切できない」「紛失したら自費で数万円の診断書を取るしかない」といった極端な誤解が散見されます。しかし、これは明確な誤りです。

退院証明書を紛失した場合でも、交付を受けた医療機関の医事課窓口で再発行が可能です。医療法により、カルテ(診療録)の保存期間は最低5年間と定められており、過去の入退院実績データは病院のレセコン内に確実に保管されています。

再発行を申請する際の具体的フロー

  1. 医療機関への事前連絡:受診していた病院の医事課(文書係)に電話し、氏名、診察券番号、当時の入院時期、再発行希望の旨を伝えます。
  2. 窓口または郵送での申請:本人確認書類(マイナンバーカード、運転免許証等)を持参して窓口へ出向くか、遠方の場合は身分証コピーと返信用封筒を同封した郵送申請を行います。
  3. 書類の受け取り:通常、即日〜数日程度で再交付されます。

ここで最大の盲点となるのが「退院証明書の発行費用」の扱いです。法律上、退院当日に渡される初回の退院証明書は「無償交付」が義務付けられていますが、患者側の都合による紛失・破損に伴う「再発行」については無料義務の対象外となります。

そのため、病院によっては「再発行手数料」として1,100円〜2,200円程度の自費文書料を請求するケースが一般的です。無料の書類だからと粗雑に扱い紛失すると、余計な出費と病院へ出向く手間を招くことになります。退院時に受け取った書類一式は、最低でも確定申告(医療費控除)や保険請求が完全に終わるまでの1〜2年間、原本を大切にファイル保管することが鉄則です。

池田 達也
著者

池田 達也

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。