旅行予約時において、ネット上の誤解や見落としやすい「死角」となりがちなのが駐車場ルールとアメニティの提供方式です。
第一の盲点は駐車場の利用体系です。敷地内および契約の提携駐車場が用意されていますが、1泊あたりの駐車料金は1,100円前後(普通乗用車)が発生します。提携立体駐車場は入出庫可能時間や高さ制限(概ね2.0m〜2.1m以下)が定められており、ハイルーフの大型SUVやミニバンで来館する場合は事前の車幅・車高確認が欠かせません。また、満車時には近隣のコインパーキングへ案内される場合があり、連休中は提携先であっても入庫待ちが発生するケースがあるため、自動車利用者は時間に余裕を持った到着が推奨されます。
第二の盲点は、客室内のアメニティ配置です。環境負荷低減(プラスチック資源循環促進法)の観点から、客室内には必要最小限の備品のみが設置されており、歯ブラシ、カミソリ、ヘアブラシ、綿棒、各種スキンケア(化粧水や乳液)などは1階ロビーのアメニティバーから必要な分を自身で選んで持ち出すスタイルとなっています。さらに、低反発枕やそば殻枕など数種類から好みの硬さを選べる「ピローバー」も用意されていますが、こちらは数量限定の先着順です。好みの枕を確保したい場合は、チェックイン開始の15時直後に確保するのが確実です。
第三に、近年注目を集めるデイユース(日帰り利用)のレギュレーションです。「大浴場のみの日帰り立ち寄り湯」は基本的に受け付けておらず、客室利用がセットになったデイユースプランの契約者のみが大浴場を利用できる仕組みとなっています。新幹線の待ち時間を活用したリモートワークや、長距離移動の合間の休息スペースとしてデイユースを検討している方は、予約枠の事前確保が必須です。