近年のSNS上でも、「吉瀬美智子の昔の写真が次元違いに美しい」「奇跡のビジュアル」といった投稿が相次ぎ、若い世代の間で新たなブームが巻き起こっている。モデル時代の秘蔵カットからドラマ初期の映像まで、彼女が見せる鋭い眼差しと洗練されたシルエットは、時代を超えて見る者を魅了して止まない。
そして彼女のキャリアにおいて最大のセンセーションとなったのが、ドラマ『昼顔〜平日午後3時の恋人たち〜』である。裕福だが孤独を抱える主婦・滝川利佳子役を熱演し、社会現象とも言える大反響を巻き起こした。若き日に培った洗練された佇まいと、年齢を重ねて醸し出される大人の艶やかさが完璧に融合したこの役柄は、彼女の女優人生における金字塔となった。ブレイクに至る影には、自身のイメージに捉われず、人間のドロドロとした欲望や脆さをリアルに演じきるという覚悟があったのだ。