ファンの間で有名なのが、「三浦翔平の嫁の馴れ初めを辿ると、初期は苦手意識しかなかった」というエピソードです。この噂は単なるゴシップではなく、三浦翔平本人がバラエティ番組やトーク特番で包み隠さず告白した事実に基づいています。
10代から20代前半当時の三浦翔平は、社交的で周囲をぐいぐい引っ張る陽気なキャラクター。一方の桐谷美玲は、千葉県出身のインドア派で人見知り、仕事には人一倍ストイックに向き合うタイプでした。桐谷の目には、快活すぎる三浦の立ち振る舞いが「少しチャラチャラしていて、ノリについていけない」と映り、自ら積極的に関わろうとはしなかったと振り返られています。
その冷めた認識が覆された舞台こそが、前述のドラマ現場でした。連日の過密スケジュールと猛暑の中で、三浦は座長である桐谷を陰ながら支え、共演者や裏方スタッフ全員に細やかな気配りを配分し続けていました。カメラが回っていない場面で見せるストイックな芝居への情熱と、現場の空気を瞬時に明るくする責任感を目の当たりにしたことで、桐谷の中の偏見は完全に氷解します。
心理学では、初期のネガティブな印象から好意へと転じる落差が大きいほど強い愛着が形成される現象を「ゲイン効果(好意の獲得効果)」と呼びます。最初の警戒心があったからこそ、見せかけではない誠実な人柄に触れた瞬間のインパクトが深く心に刻まれ、人生の伴侶としての絶対的な信頼へと昇華したのです。