近衛家の第33代当主を務めるのが近衛忠煇氏だ。半世紀以上にわたり人道支援の第一線で活躍し、日本赤十字社の社長や国際赤十字・赤新月社連盟(IFRC)の会長を歴任した人物として世界的に知られている。
忠煇氏の活動は、名門の当主という立場にとどまらない。災害支援や紛争地での医療活動など、現場主義を貫く姿勢は国際社会で高く評価されてきた。また、三笠宮家の甯子様(やすこさま)とご結婚されたことで、皇室との繋がりはさらに強固なものとなった。ノブレス・オブリージュ(高貴なる者の義務)を地で行くその歩みは、現代の名門が示すべき理想像そのものと言える。