剪定で最も多くの人が悩むのが「ユーカリの剪定どこを切るべきか」というカットポイントの判断です。適当な位置で中途半端に切ると、そこから枯れ込みが進んだり、不格好な枝分かれが発生してしまいます。
基本ルールは「葉の付け根(節)の5mm〜1cmほど上」を斜めに切ることです。節の部分には新しい芽を出す成長点(潜伏芽)が集まっています。節から遠い位置で切ると残った枝(断端)が枯れて腐朽の原因となり、逆に節のギリギリ下で切ると芽を傷つけてしまいます。
さらに、目的に応じて以下の2つの技術を使い分けることが肝要です。
- ユーカリの摘心やり方(ピンチ):
新芽の先端にある柔らかい生長点を指先やハサミで数センチ摘み取る作業です。頂芽優勢(先端ばかりが伸びる性質)を抑えることで、下部の節から脇芽が2〜3本発生し、枝数が増えてこんもりとしたボリューム感が出ます。春から初夏にかけて伸びるたびに繰り返すと効果的です。 - ユーカリの切り戻し剪定:
長く伸びすぎた枝を全体の半分から3分の1程度の位置まで深く切り詰める作業です。樹形をコンパクトにまとめ直し、内側の古い枝にも日光を行き渡らせる効果があります。春の適期に行うことで、節から力強い新枝が再生します。