手作りでの金色表現には大きなメリットがある一方で、用途によっては明確な向き・不向きが存在します。以下の基準を参考に、自作するか市販の専用絵の具を購入するかを判断してください。
手作り混色・パール粉添加が向いている人
- 平面イラストや絵画でリアルな金属光沢を描きたい人:自作混色による階調表現(ハイライトからシャドウのグラデーション)こそが最もリアルな金属質を生み出します。
- 急ぎで今すぐ金色が必要な人:手持ちの基本色(黄・茶・白)ですぐに対応可能です。
- 作品全体の色彩調和を重視する人:市販のギラギラしたゴールドだけが画面内で浮いてしまうのを防ぎ、絵画全体と調和したトーンの金色を作れます。
市販のメタリック絵の具(ターナー、リキテックス等)を購入すべき人
- 広い面積を均一にメタリック塗装したい工作・立体造形:色ムラなく均一な反射率を保つには、工場で機械練りされたアクリルガッシュのゴールド等が圧倒的に適しています。
- 屋外展示や耐候性・摩擦強度が求められる作品:市販の専門画材は耐光性テスト(アストン規格等)をクリアしており、経年劣化による変色リスクを最小限に抑えられます。