グループの躍進と並行して注目すべきは、本名である松尾太陽名義でのソロ活動および俳優としてのドラマ・映画出演です。
2020年9月にソロアーティストとしてミニアルバム『うたうたい』でデビューを果たして以降、シティポップ、ジャズ、アコースティックバラードなど、超特急のダンスポップとは一線を画す多彩なジャンルに挑戦してきました。洗練されたメロディラインを軽やかに乗りこなすボーカルワークは、コアな音楽リスナーからも高い評価を獲得しています。
また、俳優・松尾太陽としてのキャリアも着実に積み上げられています。かつて出演した映画『一週間フレンズ。』(桐生将吾役)や『一礼して、キス』での繊細な演技をはじめ、映像作品で見せる落ち着いた佇まいは、アイドルの枠に収まらない表現力を物語っています。舞台やドラマ出演を通じて培われた「感情を言葉に乗せる技術」が、超特急のメインステージでの歌唱表現にそのまま還元されている点も見逃せません。