小富士梅林が太宰府天満宮をはじめとする他の名所と決定的に異なる点は、「海を見下ろす斜面に梅林が広がっている」という唯一無二のロケーションにあります。
山肌に沿って整備された小道を登っていくと、視界が一気に開け、穏やかな船越湾の青さと、山肌を埋め尽くす白い梅の花々が視界いっぱいに飛び込んできます。植栽されている品種は主に実梅の代表格である「白加賀」を中心に約1,000本。観賞用の派手な八重咲きとは一味違う、楚々とした一重の白い花が自然景観と見事に調和しています。
天気の良い日の午前中は、順光で海の色が鮮明なエメラルドグリーンに輝くため、写真愛好家にとっても絶好のシャッターチャンスとなります。梅の枝越しに遠くの山並みと漁船を収める構図は、糸島ならではの贅沢な風景美です。