Q1:thinkの過去形と過去分詞はなぜ同じ「thought」なのですか?
A1:英語の歴史の中で発達した不規則動詞のパターン(A-B-B型)に属しているためです。buy-bought-boughtやbring-brought-broughtと同様に、ゲルマン語派の時代から特定の母音変化と語尾変化を経て過去形と過去分詞の形が統一されました。形が同じであるため、前にhaveがあるか(現在完了形)、be動詞があるか(受動態)などの文脈で品詞を見極めます。
Q2:thoughとthought、taughtを一瞬で見分ける裏ワザはありますか?
A2:単語の「両端」に注目してください。語頭が「th」で末尾に「t」があればthinkの過去形「thought」、語頭が「th」で末尾にtがなければ接続詞「though(ゾウ)」、語頭が「t」で始まっていればteachの過去形「taught(トート)」です。「頭がthで後ろがt」とセットで記憶するのが最も効率的です。
Q3:「I thought about...」と「I was thinking about...」の違いは何ですか?
A3:過去の完了した思考か、その瞬間のプロセスかという違いです。「I thought about it.」は「その件について考えました(結論や思考の区切りがついた)」という事実を表します。一方、過去進行形の「I was thinking about it.」は「ちょうどそのことを考えていた最中だった」という進行状態を表し、「実は〜しようと考えていたんだけど」と控えめに切り出す前置きとしても頻繁に使われます。
Q4:「思わなかった」と過去を否定する場合、どちらの表現が自然ですか?
A4:原則として「I didn't think that...」を用います。日本語では「〜だとは思わなかった」と動詞側を否定するため、英語でも素直に助動詞を否定して「I didn't think...」とするのが一般的です。「I thought that... not」のように従属節内のみを否定する形も文法的にはあり得ますが、会話では否定の先行(Negative Transportation)が働き、主節を否定する「I didn't think...」が圧倒的に自然です。