Q1:歩けないほど痛いとき、お風呂で温めるのと冷やすのはどちらが正しいですか?
A1:激痛がある急性期や、熱感・腫れを伴う場合は「冷やす(アイシング)」が鉄則です。温めると血流量が急増して組織の内圧が上がり、かえって炎症と激痛を助長します。入浴はシャワー程度に留め、湯船に長く浸かることは避けてください。温熱療法が有効になるのは、自発痛や熱感が完全に消失した回復期以降です。
Q2:アキレス腱周囲炎は湿布だけで治すことができますか?
A2:湿布は炎症や痛みを一時的に緩和する補助的な手段であり、湿布単体で根本原因が治るわけではありません。腱にかかる物理的ストレス(過度な歩行、硬い路面、靴の不適合など)を取り除き、適切な免荷と安静を保たなければ再発や慢性化を招きます。
Q3:病院に行く目安や何科を受診すべきかを教えてください。
A3:体重をかけると激痛が走る、かかと周辺が赤く腫れている、足首を動かすと軋む音がする場合は、直ちに「整形外科」を受診してください。自己判断で整骨院や整体院のみに頼るのではなく、まずはエコー検査やMRI検査が可能な医療機関で腱実質の断裂や変性がないかを正確に鑑別することが不可欠です。