全国の基礎自治体が定める一般廃棄物処理基準において、布団は原則として「粗大ゴミ」に区分されます。環境省の指針および各市区町村の清掃局規定を確認すると、標準的な自治体布団回収ルールでは「最大の一辺が30cm、または50cmを超える廃棄物」を一律で粗大ゴミと定義しているケースが約8割を占めます。
自治体回収を利用する場合の布団粗大ゴミ手数料は、敷布団・掛布団ともに1枚あたり300円〜1,000円前後が相場です。行政サービスを利用する具体的な手順は以下の通りです。
まず電話またはインターネットの専用受付窓口から戸別収集を予約します。指定された金額分の有料シール(納入券)をコンビニエンスストアや郵便局で購入しますが、ここで重要なのが粗大ゴミ処理券貼り方の注意点です。清掃作業員の証言によると、雨天時の水濡れや回収時の摩擦によってシールが剥がれ落ち、回収不能として放置されるトラブルが多発しています。剥離紙から剥がしたシールは布団の側生地に直接貼るのではなく、布団を縛ったビニール紐や養生テープの上にしっかりと貼り付け、受付番号や氏名を油性ペンで明記するのが現場の鉄則です。
また、自家用車を所有している世帯であれば、地域の清掃工場へ直接持ち込む布団持ち込み処分も極めて有効な選択肢です。持ち込み処理の場合、重量制(例:10kgあたり150円〜200円)が適用される施設が多く、戸別収集の半額以下の手数料、あるいは自治体によっては無料で受け入れを行っています。