人間のオッドアイの真相|発症確率と後天的な瞳の変化・実例を解剖

人間のオッドアイの真相|発症確率と後天的な瞳の変化・実例を解剖

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Q1:純粋な日本人で生まれつきのオッドアイの人は実在しますか?
A1:極めて稀ですが、医学的に実在します。ただし、日本人における先天性の完全虹彩異色症の発症率は数万〜10万人に1人未満と推定されており、生涯に出会う可能性は極めて低いです。また、純粋な変異だけでなく、難聴などを伴う遺伝性疾患(ワールデンブルグ症候群など)の症状の一部として現れる例も多く報告されています。

Q2:オッドアイの人は視力が悪かったり、将来失明したりするリスクが高いのでしょうか?
A2:他の基礎疾患を伴わない「先天性・孤立性」のオッドアイであれば、視力そのものは左右とも正常に発達し、失明リスクも通常の人と変わりません。しかし、大人になってから生じた後天性の変色や、ぶどう膜炎・外傷に伴うものは、緑内障や白内障を併発して視力低下や失明に至る深刻なリスクを孕んでいます。

Q3:大人になってから片方の瞳だけ色が薄くなったり濃くなったりすることはありますか?
A3:あります。緑内障の点眼薬(プロスタグランジン製剤)を使用すると片目だけ色素が沈着して濃くなることがあり、逆に慢性的な虹彩の炎症(フックス虹彩毛様体炎など)や交感神経の麻痺(ホルネル症候群)では色が抜けて薄くなることがあります。いずれの場合も瞳の色の変化に気付いた段階で、速やかな眼科専門医の受診が必要です。

Q4:病気以外で、安全に後天的に瞳の色を変える方法はありますか?
A4:眼科医の処方・指導のもとで使用する「カラーコンタクトレンズ」が唯一の安全な手段です。海外で行われている虹彩の色素を除去するレーザー治療や人工虹彩インプラント手術は、失明や重篤な緑内障を引き起こす危険性が極めて高いため、日本眼科学会をはじめ世界の主要眼科学会が強く危険性を警告しています。

林 結菜
著者

林 結菜

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。