Q1:ハクの本名「ニギハヤミコハクヌシ」にはどんな意味があるのですか?
A1:漢字では「饒速水琥珀主」と表記されます。日本神話に登場する「饒速日命(ニギハヤヒノミコト)」を彷彿とさせる名であり、「琥珀色の美しい清流を司る神」を意味します。かつて千尋の近所に流れていたコハク川が埋め立てられたことで神としての住処を失い、湯婆婆の弟子となって名前を奪われていました。
Q2:リンの正体は本当に白イタチなのですか?
A2:公式設定集や初期のイメージスケッチにおいて、宮崎駿監督によって「白イタチの化身」と記されています。劇中では人間のように見えますが、油屋で働く従業員の多くが動物霊(男衆はカエル、女衆はナメクジなど)であるのと同様、リンも動物が変化した存在です。
Q3:湯婆婆と銭婆を見分ける決定的な違いは何ですか?
A3:外見上の造形は瓜二つですが、身につけている装飾品(胸元のブローチのデザインなど)に違いがあります。また、内面においては湯婆婆が富や権力への執着と過保護さを露わにするのに対し、銭婆は質素な手仕事を重んじ、穏やかで理知的な態度を崩さない点で見分けることができます。
Q4:ハクは最後に湯婆婆によって八つ裂きにされて処刑されたのですか?
A4:ネット上で広く語られている「ハク八つ裂き説」は誤解です。湯婆婆が脅し文句として発言した台詞が一人歩きしたものですが、千尋によって本名を取り戻したハクは湯婆婆の呪縛を脱しています。公式絵コンテ等でもハクが自由の身となり、湯婆婆に暇乞いをして元の世界へ帰る強い決意が描かれており、処刑されたという裏設定は存在しません。