クリエイターやデザインファンの間で頻繁に議論されるのが「ジョジョのロゴフォントは何を使っているのか?」という疑問です。
結論から言えば、コミックスのメインロゴは既存のフォントをそのまま打ち出したものではなく、職人の手によるカスタムレタリング(描き文字)です。しかし、その骨格やインスピレーション源となった書体カテゴリーを特定することは可能です。
日本語のカタカナ部分に関しては、昭和から平成初期の写研・モリサワ系「極太明朝体」や「クラフト系ディスプレイ書体」の骨格を持ち、そこに独自の幾何学的なカッティングやトゲ状の装飾が付加されています。デジタルフォントで雰囲気を再現する場合、「ダイナフォントの綜藝体」や「フォントワークスのラグランパンチ」、あるいはクラシックな金属活字風明朝体をベースにベクター加工を施すアプローチがプロの間でも知られています。
一方、英語表記部分のフォントとしては、伝統的な「Didot」や「Bodoni」といったモダン・ローマン体の特徴を持つ高コントラストなセリフ体がベースに用いられることが多く、これがジョジョ特有のエレガントでモードな質感を生み出す決定打となっています。