コニーの魅力と劇的な変遷を語る上で欠かせないのが、外見と内面の圧倒的な成長です。ウォール・ローゼ南区のラガコ村出身で、坊主頭と小柄な体格がトレードマークだった少年は、4年の歳月(マーレ編)を経て驚くべき変貌を遂げました。
入団当初は158cmと小柄で、キース教官からも「バランス感覚に優れ細かい機動が得意だが、頭の回転がやや鈍い」と評されていたコニー。しかしマーレ編に突入すると、なんと身長が22cmも伸びて180cmに到達。ジャン(190cm)やライナー(188cm)に迫る堂々たる体躯へと成長し、多くの読者を驚かせました。
そして、コニーという青年に魂を吹き込んだ声優・下野紘の熱演は、本作のドラマ性を語る上で外せません。当時の特番インタビューや公式イベントで語られた証言によると、下野は単なるギャグ要員としてではなく、「理不尽な暴力に巻き込まれた等身大の人間」としてコニーの苦悩に寄り添い続けたといいます。特に、後述するサシャの死の直後や、母親を救うために葛藤するシーンでの裏返るような叫びは、アニメ史に残る名演として高く評価されています。