最も恐ろしい事故は、「/kill @e」を無条件で実行し、ワールド内の全家畜、全額縁、アーマースタンド、そして地上に落ちている貴重なドロップアイテムまで消し飛ばしてしまうことだ。この惨劇を防ぐ裏技こそが、範囲指定パラメータ「distance」(統合版では「r」)と否定演算子「type=!item」の組み合わせである。
例えば、自分の半径20ブロック以内にいるモンスターだけを消し、落ちているダイヤモンドなどのドロップアイテムを守りたい場合はどうするか。Java版ならば「/kill @e[type=!player,type=!item,distance=..20]」、統合版ならば「/kill @e[type=!player,type=!item,r=20]」と入力する。「!」は除外を意味し、「プレイヤーでもなく、落ちているアイテムでもない、20ブロック以内の存在」だけを選択的に消去できる。この記述を知っておくことで、誤爆によるワールド崩壊の恐怖から完全に解放されるはずだ。